「三谷さん!雪でバスもタクシーも来ないので、病院に送ってもらえないですか?」
朝電話がありました。
か細い声で、仲のいい一人暮らしのおばあちゃんから電話がありました。
おととしまではすごく元気で会合の司会などもやっていたのに、一度調子を崩されてからは声も張りが少し衰えたような気がしていました。
彼女は、現役時代は企業の部長職まで勤め、いわゆるキャリアウーマンのはしりだったんじゃないかと思います。
そんな思いもあって時折婚活の仕事を手伝っていただいたりしていました。
とてもいいおばあちゃんで優しい女性でしたので
「すぐ行きますよ!ちょっと待ってって」
と二つ返事でしたが、、、
これが自分だったらどうだろうと考えるとぞっとします。
よぼよぼの偏屈じいさんがから電話がかかってきたら、嫌だろうな~(*_*;
そんな老後を迎えなくてもいいように、今は人のために力になれることはやろうと思えた朝でした。