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海外生活するなら要注意~パートナーの両親や親戚との付き合い方

国際結婚における両親との上手な付き合い方をまとめました。日本と配偶者の母国で生活する2つのパターン別に解説しています。トラブルが多いのは海外生活で、親以外にも親戚や兄弟など親戚と上手に付き合えるかが重要です。

両親との上手な付き合い方

国際結婚は両親と上手に付き合うことが大切です。
特にパートナーの母国(外国)で住む際は、事前に国民性や生活スタイルを確認しておく重要性が高くなります。
自分の両親および相手の両親との上手な付き合い方をまとめました。

 

日本で生活する場合

日本人の両親

 

日本人である自分の両親と外国人のパートナーを上手に付き合わせるのは、それほど難しくありません。
国際結婚する際に反対されることがあっても、いざ結婚すれば穏やかに見守ってくれる人が多いです。

 

頻繁な交流は不要?

配偶者と自分の両親との交流は、お互いに望めば頻繁に実施するべきです。
しかし、配偶者が外国人だった場合、自分の両親が気を遣ってしまい、頻繁な交流を望まないケースがあります。
お互いの気持ちや希望する交流の頻度をしっかり確認しておきましょう。
子供が国際結婚した親側の心理では、自分の子供と孫だけでも頻繁に交流できれば良いと思っているケースが多いです。

 

海外で生活する場合

白人の両親

 

国際結婚して海外での生活がスタートすると、理想と現実のギャップに悩まされてしまうケースがあります。
よくある事例を見ていきましょう。

 

相手の両親との同居

日本の新婚世帯は核家族の比率が高いですが、海外では親と同居する大家族が主流の国や地域が多いです。
また、親戚家族などと一緒に暮らすケースも珍しくありません。国際結婚で海外移住する際は、家族と一緒に生活するのか確認しておきましょう。
日本人同士の夫婦でも二世帯同居はトラブルが多いです。文化や言語が違う海外で相手の両親と同居するのは想像以上に大変なことですので注意してください。

 

核家族でも安心しない

配偶者や自分達の家族だけで生活する核家族を作れたとしても、国際結婚による海外生活は安心できません。
海外では配偶者の両親や兄弟、親戚が訪れてきて長時間滞在することが頻繁にあります。
日本の場合は遠方の両親や親戚が自分の家に訪れる場合、事前に連絡があるものです。
そして、特別な事情がない限りは自分の家に親族を泊めるにしても1~3泊程度になるケースが多いです。

 

海外ではアポなしで義家族が訪れて、週単位の長期滞在するケースがよくあります
そして日本人の夫や妻がいても自分の家のようにくつろぐなど、悪い表現をすると配慮がありません。

 

自宅に訪問する両親や親族に対して不満がある場合は、配偶者へ言ってアポなし訪問や長期宿泊を控えるように伝えてもらいましょう。
「郷に入っては郷に従え」と言いますが、自宅がくつろげる空間でなくなれば結婚生活はうまくいきません。
文化の違いを配偶者に理解してもらい、安心できる居場所を確保することが大切です。

 

親戚の集まりが多い

日本で親戚が集まる機会は正月と冠婚葬祭が中心ですが、海外では誰かの誕生日など頻繁に親戚の集合がかかるケースがあります
国際結婚で海外生活をするのであれば、家族や親戚の付き合いに応じないといけません。
適度に気を遣わないようにするなど、親戚で集まる席に順応することが相手の両親とも上手に付き合うコツです。

 

 

事前に情報収集しよう

自分だけを大切にしてくれていた一途なパートナーが、母国へ戻ると両親などの家族を優先して嫉妬するケースがよくあります。
国際結婚する際は、パートナーの母国における国民性や両親・親族との付き合い方を事前に確認しておきましょう。
SNSを通じて国際結婚した先輩へ注意点を聞く方法がオススメです。
事前に情報収集して、気になることや譲れないことについて結婚相手とルールをしっかり決めておきましょう。
国際結婚で両親と上手く付き合えるかは、母国側が海外移住する配偶者の気持ちを理解できるかで決まります